Simlabは数年前にGrid Engineeringを買収し、その弓に新たな弦が加わった。Simlabは長い間、高品質のシャーシに焦点を当ててきたが、賢く構成すれば手の届く価格になる。
そして今日、SimRacing Expo 2025でSimlabの「全体像」を見ることができる。オランダのSimlab社は、ダイレクトドライブベースの最初の製品であるDDX TorqueSyncを発表した。Simlabは、20nm以上のトルクを発生するDDベースに関して、業界の重鎮であるFanatec、Simagic、Simucube、Asetekに対抗するつもりだ。
この新シリーズのメニューはDDX26とDDX39で、それぞれ26nmと39nmのピークトルクを発生し、DDX39は現在の市場で最もパワフルなものとなっている。

シムラボによれば、同社は性能、品質、素材、そして何よりもフィーリングの完璧なバランスを実現するために、研究開発に多大な投資を行ってきたという。すべてが研究され、ライダーに最大限のフィードバックを提供するように設計されている。
電動モーターは350Vのバスで動作し、24ビットのエンコーダーを搭載している。これにより、DDX TorqueSyncは非常に素早くランプアップ/ダウンし、ペリフェラルのラグやヘジテーションを抑えることができます。Simlabは、レースへの高い没入感を実現する優れたシムレース性能を発表した。
ベースということは、ステアリングホイールのエコシステムということですね。現在、Simlabのカタログには、主にGridによって開発された3つのフライホイールがあり、これらは背面にハブがあり、QRではありません。しかし、DDXの登場により、この状況は変わります。Simlabは、Xero-Playと呼ばれるダイレクトドライブベース用の全く新しいクイックリリースを発表した。これはモーターレースにインスパイアされたもので、ステアリングホイールのカタログを拡大するだけでなく、ベースへのスチール接続を提供する。
では、入手可能性と価格について話そう。シムラボは、今年後半に予約注文を開始し、2026年3月に最初の納入を予定していると発表した。価格に関しては、このブランドは強気だと思う。DDX26を予約すると1,399ユーロ、この期間を逃すと1,499ユーロとなる。DDX39の価格は1999ユーロで、Simucube 3 Ultimateより下だが、4nmパワフルだ。
あとは新しいDDXベースが届くのを待つだけだ。









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